ウパニシャッド②カタウパニシャッド序論

・カタウパニシャッド閻魔大王と正面の対話形式

苦悩から抜け出す唯一の方法は自分自身の真実を知ること。

心が抱える苦悩とは「考え」に過ぎない。

本来の自分とは、考えとも肉体、感覚とも異なる。

肉体・感覚・心に限定されない存在と理解することが、人を、束縛の源である心の作用から自由にする。

 

・心に静寂がないとウパニシャッドのメッセージは理解されない。

真実より大事なことはないか?(財産・物・地位・権力・快楽など)と閻魔大王は聞く。

 

 

・苦悩には3つの要因がある。本来の自分とは限りない存在であると理解することが、限界と束縛から解放しすべての生物を自由にする

 

①無知:

本来の自分の無知。何かが足らないと常に追い求め、尽きない欲と不安、怖れに悩まされる

(20代前半はそうだったかも。経験追い求めてた。今もちょっとある。本読みたくて仕方ないとか)

 

②欲望:

「何かを求め、手に入れなければ救われない」という縛られた欲求。

(安定した仕事とか。彼氏とか。ないといけないと思っているような気はする。あと。ちゃんとした仕事に就きたい願望が強すぎたかも?院行っても良かったような。)

 

③因果:輪廻。行いと結果の繋がり。

 

ウパニシャッドには4つの要素がある。

①教えのテーマ:世界と自分の真実

②教えの目的:自由

③教えのメリット:悩まず恐れず明るく生きる。解放。

④教えを知る方法:教えの理解と瞑想

(よし頑張ろう)

 

・知るためには心の準備が必要。

下記の2つの特徴を持つ人を「心の準備ができた人」と言う。

①見極める目を持つこと。

②冷静さ(自分を知ることは自由につながると知り、それ以外のことに振り回されない冷静さ)